更年期について

更年期とは個人差がありますが50歳前後の閉経を迎える時期を挟んだ前後10年間で45歳から55歳頃と言われています。

女性ホルモンサイクル図にありますように、35歳ぐらいから卵巣から分泌される女性ホルモン（エストロゲン）が急激に下がってきます。

この頃から心身にさまざまな不調に悩まされる方が大勢おられます。

女性ホルモンが急激に減少し始める35歳ぐらいから更年期に入る45歳ぐらい前までの期間を【プレ更年期】と言いますが、この時期から「めまい」「不眠」「イライラ」「皮膚の乾燥」などでお悩みの方が増えてきます。

また、「何か疲れやすい」「寝てもスッキリしない」「肩こり」「腰痛」などの症状にお悩みになる方もおられます。

今まで女性の身体は、卵巣から分泌されていた女性ホルモンのお陰で守られていましたが、女性ホルモンが減少してくるにつれて女性の体に大きな変化があるのです。

なのでこの頃から肩が凝ってマッサージや整体に行ってもその場しのぎでなかなか改善しない方多いのです。

それは、筋肉が固くなって肩が凝っているのが原因ではないと思われるからです。

今まで20代、30代前半のようにちょっと肩が凝ったとマッサージを受けて改善していたものが、この時期になるとそうは行かなくなるのです。